北海道、札幌のポスティングは株式会社リッド

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Gポスメディア掲載記事

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チラシ配布漏れ「みちびき」で確認

2019年4月19日(北海道新聞)

「みちびき」を使ったポスティング
確認システムの仕組み

札幌のリッド
各戸単位で把握可能

チラシ配布漏れ「みちびき」で確認

2019年4月19日(北海道新聞)

「みちびき」を使ったポスティング
確認システムの仕組み

札幌のリッド
各戸単位で把握可能

 ポスティングを手掛けるリッド(札幌)は準天頂衛星「みちびき」を利用してチラシ配布スタッフの移動履歴を記録し、正確に配布されたか確認できるようにする仕組みを今月下旬に導入する。これまでも衛星利用測位システム(GPS)で記録していたが、誤差が大きく不配の懸念を拭えなかった。みちびきを使うと誤差を半径1メートル以内に抑えられ、各戸単位で訪問実績が分かるという。

 ポスティングは一般的に顧客が配布漏れを検証する手段がなく、同社は2013年にGPSを使ったシステムを導入した。ただ高層の建物が多い市街地では人工衛星が発する電波信号が遮られやすく、誤差が最大で半径10メートルに達した。このため「本当に配達されたか不安に思うお客さまもいる」(同社営業部)という。

 みちびきは4基の人工衛星からなり、このうち1、2、4号機が交代で、常に日本の真上付近を飛ぶため建物の影響を受けづらい。

 同社は約650人いる配達スタッフ全員に、縦7センチ、横4センチで64グラムの専用端末を持たせ、最短5秒間隔で位置情報を取得する。位置情報は地図上に点で表示され、顧客に記録を提出できる。配達後や休憩時は端末の電源を切って、位置情報の送信を止められる。

 配達スタッフは50〜70代が中心。同社は安全面を考慮し、転倒や交通事故に遭った際、電話で目印を伝えなくても、即座に位置を通知できる緊急通報ボタンも導入した。配布の有無を正確に把握できるこの仕組みは青森のIT企業が開発。リッドは導入のため約3千万円を投資した。同社の伊勢谷昌弘会長は「特定の家を訪問した実績を証明できる。将来的にはスタッフがポスティングの合間に、高齢者の安否確認をするサービスを展開したい」と話す。